助産院 骨盤ケア相談室詩音を開業し、一年。
ここまで、多くの方に励まされ支えていただきました。
可愛い笑顔で元気をくれた娘たちにも感謝!

助産師である自分は分娩介助をすることが、社会にとってその力を一番尽くせるのかもしれません。
病院勤務時代に体中がガタガタ、
妊娠に耐えるのがやっとの「なれの果て」みたいな骨盤でお産を迎える妊婦さんに多く出会っていました。
毎回思うのが、このようになるまえにもっと早く会いたかった。
「妊娠するとお産に向けて骨盤は緩むよ(自然なこと)
けど、今の人は妊娠前から骨盤は緩いよ(不自然なこと)
お産は自然の営み(でも、日常生活は自然から遠ざかっている)」
だったら、緩みに対してケアしたら自然から外れていくことは少なくなるのでは。
現在のようにトコちゃんベルトを扱う産婦人科が増えた背景は、
それに気がつき危機感を持つ助産師が日本中にいたから。
そして一番の後押しは、トコちゃんベルトを求めるママの声。
病院はもっとママの声に応えたい。
しかし、増えるハイリスク妊娠や難産で精一杯。
待ったなしの現状とその声に応えられるのは相談ができる場所を作ることではないか。
この一年で場所は作った。
次はもっとこのケアの良さを伝え耳を傾けてもらうこと、いいと感じて足を運んでもらうこと。
元気な妊娠・出産・育児をして欲しい。
この思いを技や知識に変えて、ママたちにに届けていきます。